初めて行った心療内科が怖かった話 初診のポイント・費用や違いなど

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今回は「うつ状態」と診断され休職している私が、初めて行った心療内科がどんなところだったかをお話します。

タイトルの通り、初めての心療内科はぶっちゃけ怖かったです。
普通の病院とは性質が違いますし、気持ちが最底辺の時に行ってるわけですから不安しかありません。
今悩んでいる方や、しんどくて心療内科が気になっている人も同じように、怖かったり不安に思っているのではないでしょうか。
自分が初めて心療内科に行く前に読みたかったなという内容を目指して、書かせて頂きます。
心療内科と普通の病院と違うところ、具体的にどんな診察があったか、初診にかかった費用、初診のポイントなどをご紹介します。

ぜひこの記事を読んで、あなたの心療内科へのハードルが下がってくれたら嬉しいです。
それではご紹介していきます。

心療内科の予約~初診まで

心療内科に行ってみようと思うきっかけは人それぞれですが、なかなか最初の一歩が踏み出せず、ネットでひたすら検索されている方も多いのではないでしょうか。
例にもれず私もその1人でした。
心療内科と聞くとどうしてもどんよりしていて、患者も普通じゃない感じの人が通うイメージがありました。
経験者からすれば全くそんなことはないのですが、最初の1歩は難しいですよね。

心療内科の初診予約はネットもしくは電話です。
クリニックのHPに予約方法や初診の流れを書いてくれているところもあるので、1度HPをご覧になってみてください。
私の通っている心療内科では、電話での予約でした。
電話が苦手なので、できればネット予約できるクリニックが良かったのですが、こちらの方が早く初診が受けれそうだったので勇気を出して電話しました。

初診の予約って取るのが難しくて、電話を2、3回かけなおしてやっと繋がりました。
電話では主な症状を聞かれ、自分のスケジュールと照らし合わせ初診の日を決めます。
クリニックに電話するとなると、不愛想な看護師さんが電話応対されるイメージがある方もいるかもですが、優しく丁寧に話してもらえた印象でした。

症状はこの時、主に身体的な症状を伝えるに留めました。
電話口で知らない人に話すのも抵抗がありましたし、詳しいことは先生に話せばいいだろうと思ったからでした。
私の具体的な症状や、「うつ」になったきっかけ、休職に至る経緯などは記事にしているので、気になる方はご覧いただけると嬉しいです。
関連記事:【新卒】新入社員が入社5ヵ月で「うつ」になった話

初診の日は電話をしてから約1ヵ月後になりました。
気持ち的には、藁にも縋る思いで行きたい気持ちが募ってたので、この1ヵ月は本当にしんどかったです。
ここで1番に伝えたいことは、心療内科は本当に初診の予約が難しいです。
半月、1ヵ月先になってしまうことはザラにあります。
なので、しんどくてつらくて今すぐ駆け込みたい!と思っても、かなり先になるのはほぼ間違いないです。
今すぐ駆け込みたくなる前に、アクションを起こされることをオススメします。

いよいよ初診の日

初診の日、病院に行くのもこれまた勇気がいりました。
ちゃんと先生に話ができるのか、全部伝えられるか、なんて診断されるのか…などなど。
ここが2つ目の難関でした。

いざクリニックに入ると、診察を待つ人がたくさんでした。
訪れたのは土曜で、そんなに人はいないかなと勝手に思っていたので、これにはびっくりしました。
後から分かったことですが、土日の心療内科は混むようです。
この辺りはその他の病院と変わらないですね。

クリニックの内装は、よくイメージされる病院というより、役所とか銀行の待合スペースみたいな雰囲気でした。
カウンターがあって、待合用のイスがたくさん並んでて、放送で呼び出されて診察室に入る感じです。
他に変わってるなと思った点は、常にBGMがかかっていることでした。
リラックス効果を出すためか、クラシックがずっと流れていました。

まずは問診から

予約していたことを伝えると、まずは問診票を渡され書くように言われました。
他のクリニックで問診票といえば、1枚ものの紙に過去の病歴を書く程度ですよね。
私が通う心療内科では、5ページほどの冊子に書き込むものが1部と、別に1枚ものの用紙を書きました。

内容は、冊子の方は自分の体調や気持ちについて答えるアンケートでした。
「死にたい気持ちはありますか」といったベタな質問から「骨折したことありますか?」といった、一見関係なさそうな質問まで様々でした。
1枚ものの用紙では、病歴や睡眠時間、症状、家族構成などを書きました。
問診だけでトータル30分くらい書くのに時間がかかりました。

問診を書き終えると、いよいよ先生の診察になります。
この時点で、人は多いし不安だしで、逃げ出したい気持ちMAXでした。

先生の診察

放送で「〇〇さん〇番診察室にお入りください」と言われ、診察室に入ります。
普通の思い浮かべる診察室は、入り口に対して平行に長机や診察台があって、丸椅子に座って先生と話すイメージですよね。
心療内科の診察室はこじんまりした部屋に、大きめのデスクが真ん中にデンとあって、デスクの前にイスが置いてあり、そこに座って話します。
先生とはデスクを挟んで会話する形になります。
保険か何かの相談カウンターをイメージしてもらえると近いです。

また、先生も白衣を着た「いかにもお医者さん」ではなく、スマートカジュアルな服装で私服に近いです。
もちろん心療内科によって違いはあるでしょうが、話しやすい環境を作ってくれているのはどこも同じなはずです。

診察では、症状や会話の内容から今後について決めてくれます。
「上手く話せるだろうか」と心配してましたが、さすがプロなだけあって聞き上手です。
否定されることは絶対にありませんし、目を見て「うん、うん」と話を聞いて下さいました。
知らない人ゆえに話しやすい部分もありますし、言葉がまとまらなくても何かしら汲み取ってくれます。

恐らく自分も、話は全然まとまってなかったし、時系列もぐちゃぐちゃで話したりしちゃってましたがちゃんと聞いてくれました。
不安なことなんかもどんどん聞いていいと思います。
先生からも改めて、家族構成や症状について様々な質問をされました。

先生は話を聞いた上で、私の今の現状を客観的に教えてくれました。
治療する上で休息が大事なこと、薬を併用しての治療、定期的に通院することなどを伝えられました。
その上で休職するようにと診断書を書いてもらいました。

診察後、初診で実際にかかった費用は?

診察後の流れは、その他のクリニックとほぼ変わりありません。
受付で呼ばれて、支払いをして終わりです。
喉元過ぎれば何とやらで、この時の私の気持ちも「ちゃんと病院に来てよかった」と思えていました。

普通のクリニックでは、診察券を渡されて次回予約日を伝えられておしまいでしょう。
ですが、私の通う心療内科では次回の予約日が記録された「予約カード」が診察券と別に渡されました。
恐らく、定期的に通院される方が多いからでしょう。
また、担当の先生がどの日を担当されているかといったカレンダーも貰いました。

ここで心療内科に行かれたことがない方で気になるのが費用ではないでしょうか。
私の場合ですと、診察代と診断書代で合計:4000円ほどでした。
診断書って書いてもらうのに結構お金がかかるものですが、これは2000円だったので、他のクリニックに比べると安い印象です。

2回目の診察

10日後くらいに2回目の診察がありました。
この時にはすでに休職していたので、平日に訪れました。
平日は土日と打って変わって、人はまばら。
ほとんど人がいないので、快適でした。

診察自体もすぐに呼ばれて、始まるのでスムーズです。
2回目以降の診察は、初診に比べるとグッとハードルは下がりました。

先生に前回の診察から変わった点や、薬はどんな風に効果があったかなどのヒアリングが主です。
診察の度に処方される薬が変わってるので、先生も小まめに様子を見ながら治療、という形みたいです。

2回目以降の通院費

通院するにもお金がかかります。
現在、3回通院しましたが、診察代は大体1回1400円ほど。
薬は週1ペースで通院しているので、7日分で500円ほどです。
合計、1回の通院で2000円ほどかかっています。

休職している身なので、週1の通院費はなかなか痛いです。
そのため、医療費が控除される制度もあって、今はこれを申請しようとしています。
休職中のリアルなお金事情はまた今後、記事にする予定です。

費用に関しては、通院される心療内科によってまちまちかと思いますが、だいたいこれくらいのお金がかかることが参考になれば嬉しいです。

初診で先生に伝えるポイント

ここまで読んで頂いて、私と同じように初診で「うまく先生に伝えれるか不安」と思っている方も多いでしょう。
いくら先生がプロで聞き上手でも、不安なもんは不安です。
ここであなたが起こせるアクションとして、先生に話を伝えるポイントを書いておきます。
自分も実際に試して話やすくなったので、悩んでいる方は実践してみてください。

メモを取る

自分の症状や気持ち、不安なことなどをメモに取ってみるといいです。
自分の状態を整理できますし、先生にもメモを見ながら伝えることができます。
なんなら、上手く話せなくて自信がないなら、メモをそのまま先生に見せるでもいいです。

メモは紙でもスマホでも何でもいいですが、「いつから・どこで・どんなときに」などある程度明確だといいようです。
上手く文章にできないなら、単語だけざっと並べるでも最初はいいです。
何かしら記録しておくことが大事です。

「こころの耳」相談を利用する

メモをとって準備しても不安だったり、初診までつらくて待てない時には、厚生労働省が行う「こころの耳」相談を利用してみてください。
これは実際に私も、予約から初診までの地獄の1ヵ月で利用しました。

こころの耳」相談では相談者のスタイルにあった相談方法が選べます。

  1. 電話相談
  2. SNS相談(LINE)
  3. メール相談

これらの手段を通じて、相談員の方にメンタルに関するさまざまな事を相談できます。
実際に私は、SNS相談を利用しましたが、自分の現状や、心療内科に行くことが不安なことを相談しました。
心療内科に行く日までの過ごし方や、先ほどのメモを取るといったアドバイスも貰えました。

また、相談なら対話形式で自分の状態を記録することができるので、これをメモ代わりとし、先生に見せるのもいいでしょう。
私も相談員の方に「先生に会話の内容を見せていいか?」と聞くと快くOKしてくださいました。

ちなみに相談できる時間は以下の通りです。

  1. 土・日:10時~16時まで
  2. 月・火:17時~22時まで

月曜と火曜は遅くまで相談可能なので、会社から帰る途中に相談したりもできて便利です。

こころの耳」相談によって目の前の問題が解決することはないかもしれませんが、何かの手助けにはなるはずなのでぜひ気軽に利用してみてください。

まとめ

心療内科がどんなところだったか、自分が感じた部分を書かせて頂きました。
これまた長文になってしまい、最後まで読んで下さった方はありがとうございます。

心療内科に行かれた方は皆さん思うでしょうが、思ったより普通のところです。
患者さんも、小学生くらいの子どもがいれば赤ちゃんを連れたお母さんなど、老若男女です。
自分がその他のクリニックと違うなと感じたところは

  1. 初診予約がいる
  2. 問診が多い
  3. BGMが流れてる
  4. 相談しやすい環境になっている

といった具合です。
ただ、繰り返しますが予約から初診まで、待つ期間が本当に長いです。
つらい状況でもすぐに診てもらうことは難しいです。

少しでも気になることや、行こうか迷われている方は1度、アクションを起こされることをオススメします。

何か私に気になることや、質問がある人は気軽に問い合わせてください。
カウンセラーとかじゃないんで、思いっきり相談に乗ったり、なにかアドバイスするのは無理です。
私の経験を話したり、心療内科がどんなところかとかは話せるので、そういう意味で気軽に利用してもらえたらと思います。

ご覧いただきありがとうございました。