新卒がうつになると転職できない話

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今回は入社して5ヵ月で「うつ状態」と診断され休職した私が、新卒がうつになると転職できない話をします。

うつになったり、「うつかも?」と思い病院に行く人の不安。
1番に出てくるのが、将来に対する不安ではないでしょうか。
転職するのか、元いた場所に復職するのか。

私は転職を選び、実際に転職活動も行いました。
しかし結果はタイトルの通りで、現在は復職の道を歩んでいます。
今回は経験も交えながら、私が実際に利用したサポートの場をご紹介します。

それでは早速ご紹介します。

転職エージェント

まずは「転職エージェント」のご紹介です。
「転職エージェント」といえば、うつに関係なく使われる方も多いです。
仕組みは、エージェント会社が仲介役となり、企業と利用者をマッチングさせます。

うつの方には「障がい者向け転職エージェント」「一般向け転職エージェント」の2つから選ぶことになります。
ここで注意してほしいのが「障がい者向け転職エージェント」。
こちらは障がい者雇用を斡旋してくれるため、「障がい者手帳」を取得していることが利用条件です。
この「障がい者手帳」はメンタル不調で半年以上休職していることが取得条件になります。

私は当時、半年未満かつ一般雇用で転職したかったので、「一般向け転職エージェント」を使いました。

2つのエージェントに応募した

実際に2つ「一般向け転職エージェント」に応募しました。
どちらも「障がい者向け転職エージェント」も行っていたので、それが決め手でした。

1つめの転職エージェント

1つめの転職エージェントは、電話での面談からスタートでした。

内容は希望する転職先や、うつになった経緯を説明しました。
返答は若いからまだ大丈夫かもしれない、とのこと。
少し安心しましたが、希望する業種の求人が少なく1社しか紹介されませんでした。

うつに対しての理解も少ないようで、サポート体制としては微妙でした。

2つ目の転職エージェント

2つめのエージェントは、対面での面談でした。

内容は1つ目と同様でしたが、かなり親身に話を聞いて下さいました。
返答は、「30~40社受けて1社受かるかどうか」という厳しいもの。
まずはどんな会社でもいいから、書類審査に受かることを目標にしましょう、と言われました。

実際に、担当の方に職務経歴書を作成してもらい、15社ほど応募しました。
職務経歴書は自分で書いたものを提出し、担当の方が手直ししてくれました。
結果は全て書類選考落ち。
落とされた理由は「元気がなさそう」「フレッシュさを求めている」「その病歴では採用できない」などなど。
この時点でそこそこ心は折れました。

地域若者サポートステーション

転職活動と同時期に、「地域若者サポートステーション」も使いました。
「地域若者サポートステーション」とは、厚生労働省が委託したNPO法人や株式会社が運営しています。
15~49歳までを対象に、就労に向けた様々な支援を行ってくれます。
全国177箇所にあり、対象年齢であれば無条件・無料で使えます。

私はまずLINEでコンタクトを取り(漏洩事件後はメール・電話のみになりました)面談を行いました。
面談では専門の担当者が親身に話を聞いてくれます。
ストレスケアやコミュニケーションのプログラムを受ける計画になりました。
ところが、ここで2度目の緊急事態宣言が発令されました。
緊急事態宣言の発令により、プログラムは全て中止に。
電話での面談のみとなりました。

電話での面談では、現状の整理や休職した理由について話します。
ただ、週1での電話面談だけでは、今ある問題を解決するのは難しいと考えました。
転職・復職したときの、働くことへのギャップをこのままじゃ減らせないと思ったからです。

そこで次なる手を考えました。

就労移行支援事業所

次に使ったのは「就労移行支援事業所」です。
最終的にはここに落ち着き、通い続けています。
「就労移行支援事業所」とは国の支援制度で、「障害者総合支援法」に基づく就労支援サービスのひとつです。
所得によって利用料金は変わりますが、新卒程度の年収であれば無料になります。

「就労移行支援」には利用条件があります。

  1. 精神障害・その他障害がある人
  2. 65歳未満の人
  3. 一般企業への就職・復職を考えている人

障害手帳がなくても利用できるのが、個人的にはメリットでした。

「就労移行支援事業所」には、精神障害向けや知的障害向けなどさまざまな事業所があります。
私は主に、メンタル不調の人に向けた事業所を探しました。
実際に4社見学に行き、その中から自分にあってそうなところにしました。

もし利用してみたい人は、多くの事業所に見学に行かれるのがオススメです。
復職を専門にしているところや、転職専門のところなど様々です。

私の通う事業所では、基本週5日で開所時間は9:30~15:30までです。
その人の体調に合わせて、時間や日数は変更できます。
実際に通うことで、通勤の訓練ができるのも選んだ決め手です。

対面で面談・見学後、体験通所し、本格的に通い始めることになります。
通うには役所で手続きがいるものの、短期間で通い始めることができます。

実際に通ってどんなことをしてるのか、どんなところなのかは後日、別記事でご紹介しますね。

まとめ

新卒うつが転職できない話をご紹介しました。
現実はかなり厳しく、私も今は復職に向けての道を歩んでいます。
復職に決めたのも、「就労移行支援事業所」で支援員の方と話ながら決定しました。
第三者の冷静な意見はとても大事です。
ご紹介したように、さまざまなサポートの場があります。
多くが無料で使えるので、どんどん活用していくのがオススメです。

家で1人で転職活動をしていても、正直厳しいです。
外で活動する時間を増やす意味でも、サポートの場を活用しながら行う方がいいです。

私の場合、「就労移行支援事業所」に通うことで、働くことへのハードルはかなり下がりました。
ぜひ悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

本ブログでは他にも、新卒でうつになった経緯や、お金関係についても解説しています。
20代の経験の記事一覧」よりご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。