【新商品】3種類の比較から見えたガイア プライマリーメタリックの性能を検証

2020年6月28日

アイキャッチ

今回は4月25日にガイアノーツより発売された新色「プライマリーメタリックカラー」の商品レビューです。

ペペロンチーノ
ペペロンチーノ
他社カラーや私の従来の塗装法と比較し性能を検証しました

他のメタリックと比較しても非常に使いやすく、メタリックカラーがより身近なものになる商品でした。

また他社カラーとの比較だけでなく、プライマリーメタリックカラーの特徴や商品情報、エアブラシで塗装する際の注意点などもご紹介しています。

当ブログでは他にも模型用品の商品レビューやオススメ商品をご紹介しています。興味のある方は「模型用品レビューの記事一覧」よりご覧いただけると嬉しいです。

それでは早速紹介していきます!

プライマリーメタリックカラーの概要

プライマリーメタリックカラー

まずはプライマリーメタリックカラーの簡単な概要をご紹介します。主な商品仕様は以下の通りです。

  1. 発売日:2020年4月25日
  2. メーカー:ガイアノーツ
  3. カラー:レッド・ブルー・イエロー
  4. 価格:350円(税別)

価格は350円と他のメタリックカラーが200円から発売されていることを考えると少し高めの値段設定になっています。新商品となっていますが2015年に宮沢模型流通限定カラーとして発売された「プライマリーメタリックセット」を通常色としてバラ売りした商品です。ガイアノーツよりシルバー・ゴールド・ガンメタ以外のメタリックカラーを通常色として発売するのは今回が初めてになります。

カラーは基本の3色ですが今回は「プライマリーメタリックレッド」「プライマリーメタリックブルー」を購入。中でも使用頻度が高いレッドをピックアップし検証していきます。

プライマリーメタリックカラーの特徴

このプライマリーメタリックカラーは通常のメタリックカラーと違い大きな特徴があります。それは「メタリック粒子そのもに着色している」という点です。これだけではピンとこない方もいらっしゃるでしょうから、簡単な図にしてみました。

メタリック粒子 比較図

従来のメタリックカラーは基本的にクリアカラーにシルバーのメタリック粒子を混ぜて作られています。しばらくゴールド等の塗料を放置してると、底に粒子が分離して沈殿していることがありますよね。この現象も粒子とクリアカラーが調合されているから起きます。

対してプライマリーメタリックカラーは図のようにメタリック粒子そのものにカラーを着色しています。粒子に直接着色するメリットは以下の通りです。

  1. 分離していないため色ムラになりにくい
  2. プライマリーメタリック同士の調色が可能
  3. より良い発色

従来のメタリックカラーだと分離しているためひたすら攪拌しなければいけないことは多々ありましたが、プライマリーメタリックだとその心配はありません。発色に関しても従来品はクリアカラーの発色によって左右されましたが、粒子に直接着色しているので綺麗な発色が期待できます。

 

デメリットは粒子に着色しているので従来品に比べ粒子が大きくなっていることです。粒子が大きいとハンドピースが詰まる危険性があります。

memo

プライマリーメタリック同士の調色については公式ページにて具体的な調色例が紹介されています。

発売されているカラーは3色だけですが、調色することによってバリエーションを増やすことができそうです。

これらのメリット・デメリットから主に発色と詰まりをメインに従来品と検証していきます。

プライマリーメタリックレッドの発色テスト

今回のテストではプラスプーンを使用し、コンプレッサーの圧力、ハンドピースも条件を揃えて塗装しました。また実際の塗装を想定し予めプラスプーンには下地にサーフェイサーを塗装しています。

サーフェイサーのオススメ商品や重要性については「ガンプラに使える4つのラッカー塗料【サフ・下地編】」でご紹介しているので興味のある方はご覧ください。

今回比較には「GXメタルレッド」と「シルバー+クリアーレッド」を使用しました。

比較品その1 GXメタルレッド

GXメタルレッド

1つ目はGSIクレオスより発売されているMr.メタリックカラーGX「GXメタルレッド」です。この商品を選んだ理由は最も入手しやすくポピュラーなメタリックカラーであるからです。従来品として最も比較対象になりやすいことから選んでいます。

性能に関しては申し訳ないですが、綺麗にレッドとして発色せず普段使用していないカラーです。

ペペロンチーノ
ペペロンチーノ
メタリックレッドはガンプラでのバーニア内部に差し色として使う場合が多いのですが、いつも別の方法で塗装しています。

その別の方法が次の比較品になります。

比較品その2 シルバー+クリアーレッド

シルバー+クリアーレッド

2つ目の比較品は「クレオス 8番シルバー」を塗装し、クリアーレッドを上から更に塗装する方法です。私がいつもメタリックレッドを表現する時に用いる手法です。この方法だと上から重ねるクリアーレッドによって発色させることができるので綺麗に仕上がります。

memo

デメリットは普通にメタリックレッドを塗装するより1層多いので、作業効率が下がることです。なので個人的にもプライマリーメタリックカラーはとても期待している商品です。

発色テスト結果

以下が実際に塗装した写真です。

メタリックレッド 発色テスト

GXメタルレッドやシルバー+クリアーレッドよりも綺麗に発色してくれました。

GXメタルレッドはピンクがかった色合いで綺麗に発色していません。シルバー+クリアレッドは塗料を重ねていることもあって金属感が薄いです。

それに対してプライマリーメタリックレッドは綺麗に発色しつつ金属感もあり非常に綺麗な仕上がりです。粒子が従来品より大きいとのことですが塗面もザラつくことなく綺麗に仕上がっています。

 

懸念されていたハンドピースの詰まりについては今回、口径0.3ミリのハンドピースを使用しましたが詰まることはありませんでした。ただ少し塗料の濃度が濃く吹きにくい印象はあったので、塗装される際は気持ち薄めに濃度調整してもいいかもしれません。口径0.3以下のハンドピースを使わなければ詰まって吹けないといったことにはならないでしょう。

まとめ

プライマリーメタリックカラーの商品レビューでした。

私個人としては、やっと決定版のメタリックカラーが出てくれたという感想です。

なかなかこれまでの従来品では発色が綺麗でなかったり入手困難であったりと、決定版が無く難しいカラーリングの一つでしたがこの塗料によって解決されました。通常色として発売してくれたガイアノーツさんには頭が上がりません。粒子が大きいというデメリットはあるものの塗装に支障をきたすレベルではないため気にならないでしょう。

調色が可能という点もユニークで面白いですね。

私も今後はプライマリーメタリックカラーを愛用していきたいと思います。

 

何か疑問点や気になる点があればお気軽にお問い合わせ、コメント頂ければと思います。

ご覧いただきありがとうございました。