アロフト大阪堂島のブログ宿泊記 関西初進出ホテルを徹底レビュー

2022年3月7日

アイキャッチ

今回は2021年6月28日に大阪・堂島エリアに開業した「アロフト大阪堂島」の宿泊記をお届けします。

本記事では開業日に訪れた筆者が、ロビーの様子やロフトクイーンルームのルームレビュー、ゴールドエリートの特典紹介、朝食までレビューします。

「アロフト大阪堂島」はマリオットボンヴォイ系列のホテルで、国内70軒目となる2021年最新ホテルです。
ブランドは関西初進出・国内2軒目となる「アロフトホテル」。
10~30代をターゲットとしたライフスタイルホテルで、アーティスティックな内装で「音楽」がテーマとなってます。
「アロフト大阪堂島」もそんなアロフトのイメージを保ちつつ、大阪文化を融合した大胆なデザインのホテルとなっています。

今回はそんな「アロフト大阪堂島」に開業日に宿泊しました。
私事ですが勤め先から徒歩圏内ということもあり、首を長くして開業を待ち望んでいました(笑)

アーティスティックな内装もさることながら、スタッフの接客が素晴らしく、開業日とは思えないほど素敵な滞在となりました。
解放感あるお部屋も素敵で、いい意味で予想を覆すホテルでした。

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アロフト大阪堂島のロビー

エントランス

ホテル前 入口

まずはホテル前の入口から。
開業日とあって、お祝いの花が虹色に並べられています。

これには通行人も足を止めたり、写真を撮ったりしていました。
入口は大通りに面していて、この一か所のみとなります。

ちなみに外観は内装とは打って変わり、クラシカルで少し控えめです。
これは旧堂島ホテルのイメージを尊重して、このようなデザインとなっています。

元々この土地は「堂島ホテル」という、歴史あるクラシックなホテルが建っていました。
2016年に惜しまれつつも閉館し、再開発プロジェクトとして一新。
アロフト大阪堂島に生まれ変わった経緯があります。

エントランス

胡蝶蘭

ホテルに入ると、まずは胡蝶蘭がお出迎え。
新規開業らしさがあって、こちらのテンションも上がります。

ミゼット 正面ミゼット 後ろ

エントランスを抜けると、カラフルなミゼットが出迎えてくれます。
荷台にはアロフトとマリオットボンヴォイのロゴがあしらわれた、俵や桶が積まれています。
いきなり度肝を抜くインテリアに驚かされます。

ロビー

ロビー

エントランスから見て左手に進むと、カラフルなロビーが現れます。
正面の壁はスケートボードで、若者向けらしいデザインです。

建物に入るなり、まさに別世界が広がっています。

カウンターは5つあり、滞在中混雑している様子は見受けられませんでした。
ブラックでシックにまとめられ、ロビーとの対比がオシャレです。

チェックインは丁寧に説明してもらえます。
「大阪から来られたんですね」や「写真いっぱい撮ってください」と、フランクに話しかけてくれたのが印象的でした。

ロビー奥はメインダイニング「The Warehouse」になっています。
こちらは後ほどご紹介します。

デジタルサイネージ

天井には、特徴的なデジタルサイネージが設置されています。
和風なイラストから抽象的なイラストまで映し出され、ぼーっと眺めるだけでも楽しいです。

W XYZ bar

W XYZ bar

ビリヤード

先ほどのミゼットがあるエントランスを右手に進むと「W XYZ bar」というバーがあります。
こちらはくつろげるソファーやビリヤード台があり、遊び心ある大人な雰囲気です。

こちらのバーはDJブースやキーボードがあり、今後は定期的にライブも開催されます。
「音楽」をテーマにした、アロフトホテルらしい試みです。

アロフト大阪堂島のロフトクイーン

ロフトクイーン

今回宿泊したお部屋は「ロフトクイーン」というお部屋。
ゴールドエリート特典によるアップグレードはなかったものの、角部屋を用意してくれました。

通常の「ロフトクイーン」よりも窓が大きく、館内図を見ると部屋自体も少し広いようです。
アップグレードはないものの、最大限いいお部屋を選んでくれました。

今回アサイン頂いたお部屋は10F。
ホテルは14Fまであります。

こんな解放感のあるお部屋があるとは知らず、入った瞬間は思わず「おぉ…」と声が漏れました。

お部屋は通常のロフトクイーンなら22㎡とコンパクトな作りです。
このお部屋の正確な広さは不明ですが、20㎡前後とは感じず窮屈さは全くありません。

解放感もさることながら、モダンかつ遊び心ある内装はくつろげます。
アーティスティックな側面も残しながら、落ち着きを感じれる内観は絶妙です。

ロフトクイーンのベッド

ベッド

ベッドは結構高さがあり、寝心地は沈み込むような感じです。
一般的なホテルより柔らかめに感じました。
サイドの窓にぴったりくっついてるのも特徴です。

ロフトクイーンのベッドサイド

ベッドサイド

ベッドサイドは左右非対称の面白い作りになっています。
右側サイドの写真を撮り忘れ…仕事がザツくてすみません。

左右どちらも充電ポートがあり、部屋のスイッチ類は両側にあるものの、全て操作できるのは左側のみです。
昔ながらの目覚まし時計がなんとも可愛らしいです。

ロフトスイートのテーブル&ソファ

テーブルとソファ

ベッド前にはコーナーソファとテーブルがあります。
カラフルな色合いで、オシャレです。

個人的に窓際のソファは大好きなので、この部屋でお気に入りの部分です。
イスもあるので、家族やパートナーとでも窮屈なく座れます。

テーブル上

テーブル上には消毒液と、開業記念のマスクストラップ2つとBluetoothスピーカーがありました。
なんとこちらは記念品として持ち帰れるという、太っ腹っぷり。
スピーカーにはケース・本体共に、アロフトのロゴ入りという貴重な品を頂きました。
家のデスクで愛用しています。

ウェルカムカードには、手書きでサインも入っていて手が込んでいます。

ロフトクイーンのテレビ

テレビ

テレビはベッドから見て右手にあります。
55インチ4Kテレビで、かなり大きく感じます。

最近のホテルらしく壁掛けで、アームで固定されているのでベッドの方に画面を向けることもできます。

テレビは最新のものなので、HDMI端子はもちろんのことネットフリックスやYouTubeも観れます。

ロフトクイーンのミニバー

冷蔵庫

冷蔵庫内は、カジュアルなホテルらしく空です。
ミニバーだけでなく、ルームサービスも「アロフト大阪堂島」にはありません。

冷蔵庫上

冷蔵庫上にはポットやコップ、無料で頂けるインスタント類があります。
内容は必要最低限ですが、どれも内観に合わせたポップなデザインです。
お酒用のグラスはありません。

持ち歩けるように紙カップがあるのが特徴です。

空気清浄機

冷蔵庫横には、デフォルトで空気清浄機があります。
ゴミ箱1つとってもカラフルでオシャレですね。

ロフトクイーンのエントランス

エントランス

エントランスは廊下が広くゆとりのある作りです。
鑑のデザインも特徴的で、遊び心があります。

写真右手の壁紙は、先ほど紹介した旧堂島ホテルの外観がデザインされています。
歴史をリスペクトしたデザインになっています。

ロフトクイーンの洗面・クローゼット

洗面・クローゼット

エントランスから見て左手、ベッドの裏に洗面とクローゼットがあります。
どちらもオープンタイプで、ココはコンパクトな作りです。
扉などはないので、プライバシー性は正直低いです。

洗面周りはかなり明るく、壁の上は空いてるのでベッドの方まで光が漏れます。
この辺りの作りはちょっと微妙な気がしました。

クローゼット

クローゼット

クローゼット下は荷物が置けるスペースと、棚はセーフティボックスとルームウェアがあります。
スリッパはアロフトのロゴ入りで特注品です。
ルームウェアは1枚もので、それぞれブルーやピンクのラインが入ったものが1枚ずつあります。

小物にもこだわっている点は、他のカジュアルホテルとは一線を画します。

洗面台

洗面台

洗面台は白を基調としたシンプルなデザインです。
アメニティボックスのオレンジが映えます。

お部屋の気に入った点の1つは、このようにシンプルなデザインと斬新なデザインが織り交ざっていることです。
アーティスティックだけど、どこか落ち着ける空間になっています。

洗面台下

洗面台下にはタオルとアイロン、ドライヤーがあります。

ドライヤー

ドライヤーはSALONIAの「SL-0138K」。
5000円くらいのもので、カジュアルホテルでは高めのものが使われています。

ロフトクイーンのアメニティ

アメニティボックス

アメニティは本当に必要最小限です。
無駄なものが一切ありません。

ですが、ボディローションと固形石鹸はあります。
随所にミニマルにしつつも、こだわりは残してることが見受けられます。
この辺りも若者向けらしいポイントです。

シャワールーム

のちほど紹介するシャワールームには、小分けタイプのボディソープ・コンディショナー・シャンプーがあります。
カジュアルホテルなのに、据え置きタイプじゃないのは珍しいです。

アメニティのブランドは「PHARMACOPIA」です。
カナダのブランドで、自然由来の素材で作られています。
爽やかでしつこくない香りが特徴です。

どこかで聞いたことあると思ったら、以前宿泊した「ハイアットリージェンシー大阪」と同じでした。
「アロフト東京銀座」も同じものを使っているようです。
関連記事:ハイアットリージェンシー大阪のホテルレビュー宿泊記 デラックスルームのお部屋を紹介

ロフトクイーンのシャワールーム

シャワールーム

クローゼットの目の前がシャワールームになります。
「アロフト大阪堂島」は、スイートルームのみバス付きのお部屋になります。
私は部屋を広く使えるので、シャワールームでいいかなと思ってます。

ホワイトでまとめられ、レインシャワーも完備しています。
シャワールームが極端に狭いホテルも多いですが、「アロフト大阪堂島」はゆとりがあります。

ロフトクイーンのトイレ

トイレ

シャワールーム横がトイレになります。
トイレも個室になっており、鍵もかけられます。

こちらも極端に狭いことはなく、ゆとりのある作りです。

ロフトクイーンからの眺め

眺め1

眺め2

展望は期待していませんでしたが、このコーナールームからの眺めは大好きになりました。
角部屋なので、大阪駅方面は視界が開けていい景色です。

ベッドと窓の距離が近いので、寝転んだ時の解放感が素晴らしいです。

夜景

夜景も街の光が差し込み、移り行く景色をぼーっと眺めるのは贅沢な時間でした。

高層階の景色が凄いホテルも素敵ですが、ご覧のような都会に溶け込む、街が近い景色も好みだったりします。

カーテン

シャッタータイプのカーテンがあるので、プライバシーが気になる人も安心です。
このカーテンは近くで見ると、関西弁がぎっしり書かれててユニークでした。

カーテンは自動ではなく手動です。
この窓の量を、1つ1つ手動はちょっと面倒です。

「アロフト大阪堂島」は部屋によって景色がかなり変わります。
大通りに面した部屋はいいですが、間取り的に完全にビルビューになる部屋もあります。

アロフト大阪堂島のAloft KANPAIプラン

ロビー

今回は有償で「Aloft KANPAIプラン」を予約しました。
開業日記念プランとなり、2021年9月30日までの限定プランです。

「Aloft KANPAIプラン」の特典はこちら。

  1. ウェルカムドリンク
  2. 朝食50%OFF
  3. 2000円分クレジット付き
  4. 午後2時までのレイトチェックアウト
  5. 3000ボーナスポイント

盛りだくさんの特典で、通常の宿泊代金と変わらないお得なプランです。

開業日とあってか、チェックイン時は特典についてアナウンスされないミスがありました。
ウェルカムドリンクは頂けず、翌日のチェックアウトも早いことを伝えると特別にお部屋に持ってきてくれました。
イレギュラーな対応もしっかりされてて、ホスピタリティの高さが伺えます。

朝食やクレジットは、清算時に代金から割引されます。

ゴールドエリート特典

ゴールドエリート特典は以下の通りです。

  1. 午後2時までのレイトチェックアウト
  2. ウェルカムポイント250P

部屋のランクが少なく、アップグレードは期待できません。
しかし、紹介したようなコーナールームにして頂けたので、ゴールドでも満足度は高いです。

今回は利用しませんでしたが、レイトチェックアウトも柔軟に対応頂ける様子でした。

アロフト大阪堂島の朝食

The Warehouse

朝食はメインダイニング「The Warehouse」で頂けます。
ランチ・ディナーでは、フュージョン料理(多国籍料理)が提供され、低価格でカジュアルに食事を楽しめます。

実はディナーも利用し、別記事でレビューしてるのでぜひご覧ください。
関連記事:【アロフト大阪堂島】メインダイニング「The Warehouse」をご紹介 メニューや内装を徹底レビュー

朝食はブッフェスタイルです。
お値段は1人3000円。
Aloft KANPAIプランの特典で、今回は1500円で頂けました。

会場内

レストラン内はカジュアルかつ、木のぬくもりがあるオシャレな内装になっています。
天井も高いので、解放感も十分です。
落ち着き過ぎず、ガチャガチャし過ぎず、絶妙な空間が広がっています。

シリアルバー

こちらはダイニング中央にあるシリアルバー。
アロフト大阪堂島の名物だそうで、カップに好きなだけシリアルとトッピングをのせることができます。

サラダバー

こちらはコールドミール。
果物やサラダ、ハム類やヨーグルトが並びます。

ホットミール

こちらはホットミールやパンが並びます。
ご飯などはあるものの、ほぼ洋食です。
パンは6種類ほどあります。

中央はライブキッチンとなっており、目玉焼きを作ってくれます。
オムレツなど種類がないのが残念です。

相変わらずセンスゼロな盛り付けですが、お皿が可愛いのでそれっぽく見えます。
「The Warehouse」の食器類は色とりどりで、どのお皿を選ぼうか?というのも楽しみの1つです。

朝食の味はどれもクオリティが高く、特にソーセージは肉肉しく食べ応えがあります。
目玉焼きも絶妙な火加減で半熟とろとろ、素人では真似できないクオリティです。
シリアルも久しぶりに食べましたが、ドライフルーツを入れて食べるとまた違った味わいで新鮮でした。

ただ、正直料理の種類は少ないです。
全体的に種類が少ないので、1回取ればもういいかという感じは否めないです。
1500円ならアリだけど、3000円だと割高かな…という印象でした。

ベーグルサンドイッチ

こちらは別日に訪れた際に頂いた、ベーグルサンドイッチ(800円)です。
サーモンがたっぷり入っていて、朝からしっかり頂くことができます。
コーヒーとサラダも付いてきます。

アラカルトだからか、朝食でもゴールドエリート割引が適用されて680円で頂けました。

ブッフェよりもアラカルトの方がコスパがよく、満足度が高く感じました。
トースト&コーヒーで400円のメニューもあります。

ダイニングは広々しているので、落ち着いた朝を過ごすことができました。

アロフト大阪堂島のアクセス・詳細情報

アロフト大阪堂島 外観

最後に「アロフト大阪堂島」のアクセス・詳細情報をご紹介します。

  1. 住所:大阪府大阪市北区堂島浜2-1-31
  2. 電話:06-4796-6662
  3. チェックイン 15:00 / チェックアウト 12:00
  4. 部屋数:305室
  5. マリオットカテゴリー:カテゴリー5

アクセスは北新地駅・京阪 渡辺橋駅・大阪メトロ 肥後橋駅から徒歩5分です。
JR大阪駅からは徒歩10分です。

おそらく観光利用なら大阪駅からのアクセスが多いでしょう。
地下街が通っているので、ほぼホテルの目の前まで雨でも濡れずにアクセスできます。
梅田エリアからは少し距離があるので、事前のチェックがオススメです。

車の場合、駐車料金は1泊3300円です。
周りはオフィス街で駐車場も少ないので、良心的な値段と言えます。

私は公共交通機関でのアクセスがオススメです。

ホテルの目の前にはコンビニもあるので、オフィス街というものの環境は良いです。

まとめ

「アロフト大阪堂島」の宿泊記でした。

いい意味で予想を覆された、素晴らしい滞在になりました。
無駄を省きつつもこだわりを残し、カジュアルながらも落ちついた空間の演出は見事です。
ミニマルにしつつオシャレでありたい、というような若者のトレンドを上手くキャッチしています。
アーティスティック一辺倒ではないのに、好感を持ちました。

そして最も驚いたのはホスピタリティの高さです。
どのスタッフの方も距離が近く、非常にフランクに話しかけてくれます。

不慣れな点やぎこちない部分はあるものの、ちょっとした裏話をしてくれたり細かな気遣いがあったりと、とっても気さくです。
それが数名のスタッフではなく、どのスタッフにも言える点が素晴らしいです。

開業日とは思えないほど、満足の滞在となりました。
次回はぜひ、ゆっくりホテルステイを楽しみたいです。

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